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2021.11.29リフォームとリノベーションの違いとは?【店舗リフォームのメリットとデメリットを解説】
店舗オーナー様向け
目次
はじめに
「リフォーム」と「リノベーション」は混同されることも多いですが、
意味は異なるので店舗のリフォームなどを検討する際には注意が必要です。
そこで今回は、リフォームとリノベーションの主な違いや、
店舗リフォームのメリットとデメリットなどについて詳しくご紹介していきます。
リフォームとは
「リフォーム」は、「改良」や「改善」という意味の言葉です。
不動産用語では、老朽化した部分の修繕・回復や、設備の改良などを指します。
店舗内装リフォームの例としては、
壁紙の張替えや電気・ガス・水道などの付帯設備交換などが挙げられるでしょう。
外観のリフォーム例としては、外壁塗装や看板の交換などが挙げられます。
新規開店の場合は、設備や内装が残された「居抜き物件」と、
内装が何もない「スケルトン物件」のどちらを選択するかによってリフォームの内容は変わります。
同じ業態の居抜き物件なら簡単なメンテナンス程度で開業できますが、
設備の経年劣化が進んでいる場合は、リフォームが必要です。
リノベーションとは
「リノベーション」は、「革新」や「刷新」という意味の言葉です。
不動産用語では、大規模な改修工事を実施して新たに機能や価値を加えることを指します。
歴史的建造物の外観を保ちながら、
スタイリッシュな内装に一新するような場合は「リノベーション」です。
店舗のコンセプトを変えたいときにも、リノベーションを行ないます。
たとえば、「大衆居酒屋の店内に間仕切りを設けて、高級個室居酒屋に変更する」といったケースは「リノベーション」になります。
また、居抜き物件を借りても、想像以上に使いづらいときには、
壁や柱などを撤去するリノベーションを検討することがあります。
リフォームとリノベーションの違い
リフォームとリノベーションの違いは、下表のとおりです。
|
リフォーム |
リノベーション |
目的 |
老朽化などによる部分的な改修・回復 |
既存物件の大規模修繕・改築 |
具体例 |
・壁紙の張替え ・外装の塗り替え ・電気・ガスなどの付帯設備修繕 など |
・壁、柱などの撤去による間取り変更 ・機能的設備の新規導入 ・エントランスや窓の大規模な改修 など |
部分的な改善や改良をしたい場合には、リフォームを選択するといいでしょう。
リノベーションに比べると工期が短くコストもかからないため、
予算を抑えて最低限の機能性を確保することができます。
従来と異なる用途や機能を追加したいときには、リノベーションの検討が必要です。
店舗の印象を大きく変えたいというときにも、リノベーションが適しているでしょう。
リフォームとリノベーションのどちらにするべきか迷った場合は、
専門業者への無料相談をおすすめします。
店舗リフォームメリット・デメリット
ここからは、店舗リフォームのメリットとデメリットをご紹介していきます。
店舗リフォームのメリット
リフォームで個性的なデザインを施したり、「新しさ」を演出したりすれば、外観でお客様の目を引くことができます。
落ち着きある店内空間にリフォームすれば、お客様の滞在時間を長くできるため、
売上の増加やリピート率の向上も期待できます。
内外装に劣化や汚れが目立つ店舗は、
それだけでも集客率が悪くなるので、早めのリフォームを検討した方がいいでしょう。
従業員に働きやすい空間を提供できるのも、店舗リフォームのメリットです。
顧客目線だけではなく、従業員目線での快適な空間を意識すれば、
提供できるサービスの質が高まります。
飲食店の場合は、キッチンや各種設備の配置を変えるだけでも業務効率が改善するので、
検討してみる価値はあるでしょう。
店舗リフォームのデメリット
工事期間中は店舗を休業させる必要があるため、その期間は収入が途絶えてしまいます。
休業中の収入に関しては、リフォームをする前に対策をしておきましょう。
店舗リフォームの費用
店舗の形態によって店舗リフォームの費用は変わりますが、
坪単価5~7万円が平均的な相場です。
リフォーム費用は導入する設備や採用する建材などによっても異なるため、
こだわりたいポイントや優先順位を決めてから業者に依頼すると、予算の範囲内に収まりやすくなります。
少しでも安く抑えたい場合は、複数の業者から相見積もりをとって費用を比較するといいでしょう。
なお、飲食店はリフォーム費用が高額になることも多いので、
事前に専門業者と打ち合わせをして、納得がいくリフォームが実現できるようにしてください。
まとめ
今回は、リフォームとリノベーションの違いや、
店舗リフォームのメリット・デメリットなどについて詳しくご紹介しました。
店舗をリフォームする際には、お客様だけではなく、従業員にも快適な空間をイメージすると、
結果として質の高いサービスを提供できるようになります。
店舗リフォームは売り上げにも影響するため、
老朽化した設備の交換や、劣化した外壁の塗装といった必要最低限のリフォームだけではなく、
「新しさ」を演出するためのリフォームも積極的に検討したいところです。
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